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さくらアイコン1 儲かったのは誰か?

Levis昔、ゴールドラッシュというものがありました。

1849年頃に、北米カリフォルニア付近でゴールドが採れるということで、世界中から大勢の人々が文字通り一攫千金を夢見て集まってきたムーブメントです。
ヨーロッパに人が少なくなった、と評されるくらい、すさまじいブームだったようです。
(この人達を49ersと呼びます。このとき集まった広東人達がチャイナタウンの基となります。)

では、

  このゴールドラッシュで、儲かったのは誰だったのでしょうか?

金鉱を発見したり、金塊を掘り出して文字通り大儲けをした者も、ごく初期には少しいたようです。
しかし、ゴールドを目当てに来た人々の殆ど(95~99%以上)は、労賃はおろか初期投資費用も回収できませんでした。

このゴールドラッシュで儲かったのは、金を掘りに来た人「プレイヤー」ではなく、プレイヤーに様々な物資を供給した「サプライヤー」でした。
金を掘るためのスコップやら道具やら、宿泊施設、飲食店等々。

  その中でも一番儲かったのは、たぶん Levis 。

そう。
あのリーバイ・ストラウス(Levi Strauss)さんの会社です。

彼は、ゴールドラッシュで、労働者のズボンがすぐにスリ切れるのを見て、強い布地で作った作業用衣服に需要があると考えて、いわゆるGパンを発明、販売を開始しました。
今日現在に至るまで、どのくらい儲かったのか? は言うまでもないでしょう。

そうなんです。

  「プレイヤー」として成功するのは、本当にほんの僅かな人だけ。
  しかし、「サプライヤー」やプレイヤーの周辺で成功する人は、かなりの数がいる


のです。
そして、それは比較的難しくはありません。(プレイヤーで成功するのと比べて。)

例えば芸能人やスポーツ選手などもそうですね。
芸能やスポーツ活動を支えるために、何百万人もの人達が「喰って」いて、何万人もの人達が「大きな儲けを出して」いますが、プレイヤーとして成功しているのはほんの一握りの人しかいません。
プレイヤーよりも、周辺の方が圧倒的に、経済的には期待値が高いんですね。

これは、物事を始めるときの一つの指標になるのではないかと思います。


職業柄、クライアントや知り合いの社長に、財務手法の一つとして、株や先物などの金融商品のオススメを聞かれることがあります。
私は常に、「手を出さない方が良い」と答えるようにしています。
言ったとしても、国債などの堅実なものしか口にしません。
これは、経営コンサルタントしてはあり得ない返答ではあるのですが、敢えてそう答えるようにしています。

マネーゲームは、現代の超高額ギャンブルゲームです。
マネーゲームの「プレイヤー」として成功するためには、かなりの高い能力が必要です。

そもそもマネーゲームの多くは、「ゼロサムゲーム」です。
(誰かが10儲かれば他の誰かが10損するシステム。ゲーム理論より。)

たいていの実ビジネスは、実は「ゼロサムゲーム」ではありません。
みんなが儲かり続けることが出来るシステムなんです。

「ゼロサムゲーム」でなくみんなが儲けることが出来たはずのゴールドラッシュでも、「勝てたプレイヤー」はほんの僅か。

では、あなたは「ゼロサムゲーム」のプレイヤーとして、どのくらいの能力と勝算があるのでしょうか?


  世界で一番幸運な金鉱労働者になりたいのか?
  リーバイスになりたいのか?



よく考えた上で、選択することが重要だと思います。

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