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さくらアイコン1 LCP : 人生継続計画

ニュージーランドの地震で大きな被害が出ている。
あまり地震の多くない地域のせいか、対策が十分でなかった様子が散見される。
倒壊した建築物を見ても、旧来のレンガ造りの建物が多く、TVの画像からは、倒壊した鉄筋コンクリート製の建物も、梁?の中の鉄筋がかなり少ないように見えた。
日本では、数度の建築基準法改正により、新しい建物ではこれらは起こりにくいと考えられてはいるが。
(手抜き工事さえなければ)

経営の要素の一つとして、BCP というものがある。

  BCP :  「Business Continuity Plan」の略。「事業継続計画」のこと。

地震などの災害が発生しても、いかに事業を滞りなく継続していくか? ということだ。
BCP は、平時にはお金と手間がかかるばかりで利益が増えるわけでもなく、経営者のモチベーションも上がらない。
しかし、ひとたび災害が発生した際には、BCP は極めて大きな威力を発揮する。
BCP を考えていなかったが為に、廃業となるケースも多くある。

BCP の具体的な中身は、会社の重要資産/機能等の分散化、災害時の営業マニュアル、復興計画とその準備、等々である。

これは、もちろん個人にも応用できる。
非常持ち出し袋はその典型であるが、非常時の燃料/食料等確保、家族間の連絡方法、代替生活施設の準備、他。
また例えば、こどもがいる世帯では、親だけが不慮の事故で亡くなった場合のこども達の処遇なども事前に考えておくことが重要であろう。
片親だけが入院した場合や、高病原性インフルエンザなどの高致死率感染症に家族が罹患した場合の対応策、今回のように海外で行方がわからなくなった場合の対処方法、等々。
日常に潜むリスクは、いくらでもある。
具体的に何かの対策をしていなくとも、頭の中で考えてシミュレーションするだけでも、イメージトレーニングが出来、いざというときにアタフタせずに済むのである。

これらを大げさに(笑)、LCP : Life Continuity Plan 「人生継続計画」と名付けよう。

個人的に行っている LCP を紹介すると、、、

田舎に住む (都市部の特に住宅密集地は、災害時に様々なリスクがある)
井戸を掘る (掘削はDIYで無料(数日)。手動ポンプ8000円~電動ポンプ数万円)
車に非常食等をストック (住宅密集地や、集合住宅にお住まいの方にオススメ)
お米は玄米で購入 (数年保存可能。家庭用精米器が必要(一万円~)。精米直後のごはんは美味)
薪ストーブを使う (非常時の暖の確保。食事の用意も出来る。)
給湯ボイラーは灯油式 (実はエコキュートよりも安価? ライフラインの多様化の意味で。
                 石油ファンヒーター用のストックにもなるし、ガソリンタンクにも変更可)
ソーラーパネルの設置 (非常用電源なので、小さい物で可。)

もちろん、一般的な災害対策を行った上での話である。

もっと進んだ LCP としては、計画的に人生のリスクをできるだけ減らす、ということもある。
危険な職業に就かない、ハイリスクな生活はしない、安全な地域に住む、等々。
私事で恐縮だが、コンサルタントの仕事を始めたのは、「日本のどこでもできる仕事」という理由もあった。
この仕事の目処が立った時、日本地図を広げて私は考えた。

  「日本で一番リスクの少ない場所はどこか?」

まず、大地震の被害が出る地域を赤で塗りつぶした。
次に、全国の原発および関連施設から、半径10km~50kmの円を描いた。
個人的に、父が真冬の早朝に脳卒中で倒れているため、寒い地方は不可。
この3つの条件に引っかからない場所はどこか?

   沖縄、鹿児島の一部、宮崎

だけであった。
沖縄は、さすがに商圏が狭すぎるし、治安の問題もある。
鹿児島は、毎年夏になると桜島の灰が降る。
そこで3年前、宮崎市へ移住してきたのであった。
「日本で一番災害リスクの少ない地域に住めるのは嬉しいなあ。」と、意気揚々に。


新燃岳



新燃岳が噴火するまでは、、、


人生は、なかなか予想通りには行かない。
だからこそ面白いし、リスクに対する準備も怠ってはならないのである。
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Author:あしや
【経営コンサルタント】
R&D,IT,ストラテジー等が専門。

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