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さくらアイコン1 パニック回避を本当に考える

政府はなぜ、ことさら原発被害を隠蔽し軽微に見せようとするのか?

「ただちに健康被害はない」と言うだけで、長期的な健康被害について言及しないことで、それは確定的である。

"本人達が考えているもっともらしい理由"
は、こうだろう。

  パニック回避のため

しかし、これは本当だろうか?

アメリカでは、極めて微量の放射性物質が到達したことで、少しパニックになっているとのことだ。
テレビキャスターはセンセーショナルに叫ぶし、安定ヨウ素剤の品切れや取り合いが起こっているらしい。

"こういった大衆"を持つ政府は、"パニックを回避する"という対策が重要である。

しかし、日本人はどうか?
アメリカのみならず、世界各国から

 「こんな大災害でもパニックや略奪にならない日本人は少しおかしい」

とまで評されるほど、驚きの目で見られている。

こんな非常時に行列に並んで配給を待てるなぞ、海外ではあり得ないらしい。
しかも、こういう時だからこそ、日本の列は普段よりまっすぐに伸びているとの事。
同じ日本人として、誇らしく思う。
(もちろん、治安はある程度悪化している。首謀者が日本人かどうかはわかないが。)
それだけ日本人は、おだやかで冷静に行動する民族なのである。

では、それに対して、政府の"パニック回避のため"の情報隠しや欺瞞は、果たして適切だろうか?

先にも書いたとおり、アメリカなどのような比較的パニックが発生しやすい大衆を持つ政府には、私は「ウソも方便」を否定しない。
それが、大衆コントロールにとって必要だからである。
情報を知らせないことによる被害よりも、パニックによる被害の方が大きいと言えるからである。

しかし、日本ではそうではない。
政府はあるいは他のいかなる組織(企業、団体等)も、日本人の特性を踏まえた上で、情報開示とパニック回避の両天秤を判断してはいない。
そのような判断をきちんと行える組織は、実は日本にはほとんど無いと言って良い。
例えば企業経営において、いくつかのリスクを選択しなければならない状況は多々あるが、この選択を上手に出来る経営者は少ない。
特に「日本人のパニック」に絡む問題で、ちゃんとした論理的で適切な判断を私は見たことがない。

つまり結論はこういうことになる。

高等教育が普及しており、自己抑制能力が高く、社会秩序をとても重要視する日本人には、かなりセンセーショナルな情報を開示しても、パニックには殆どならない。
それどころか、危機感がなさ過ぎで、何を言っても行動を起こそうとしないことの方を、もっと懸念すべきである。

よって、日本において"パニック回避のため"というイイワケは、ほぼ通用しない。
というか、そういうイイワケを使うということは、自らをバカで無能な思慮がない人間である、と言っているか、それとも何か別のことを隠そうとしているか、のどちらかである。

なので、「ああ、パニック回避のためのウソだな」というような言動を見たら、気をつけた方が良い。
真実は別にあり、我々が知るべき情報が、何か隠されている。
あるいは、とんでもないアホが組織を運営しているのだ。

情報にも敏感に、行動も迅速にしないと、生き残れない時代がやってきているのではないだろうか。
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