Entries

さくらアイコン1 スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

さくらアイコン1 人としてすべきこと。

  警視庁,原発20km圏内を大規模捜索

放射線防護服を着込んで、警視庁が大規模な行方不明者の捜索に入るという。

「行方不明者」とは、「遺体」のことだ。

地震後の生存率は72時間で大きく下がる。
これは災害捜索の常識である。
すでに震災から4週間も経っている今、「行方不明者」は実質的にはいない。
それは「遺体回収」の作業である。

避難民から、「せめて遺体を早く収容してほしい」と強い要望との事。
その気持ち自体は、よくわかる。

津波の際、寝たきりの父母を助けに戻り、帰らなかった人はかなり多かったらしい。
手が足りず、介護の必要な高齢者や病人を避難させられなかった病院関係者もいた。
先生が校庭で点呼を取っている間に津波にのまれて、8割の生徒が死亡した学校もあった。


非難されることを覚悟であえて書こう。

  たかが「死体」ではないか。

「死体」のために、将来の日本を担う健康で頑強な若い警察官を被曝の危険にさらすのは、はたしてどれだけ適切なのか?
無責任・無考慮に形式を定めた避難マニュアルにそって名前を確認することは、こども達の命よりももっと大切なことだったのか?
余命幾ばくもない高齢者を何人か救うために若者が命を落とす事は、社会的に何かメリットがあるのか?
重病人や寝たきりの老人と、高い技術を持った医者や看護師達と、命の重さは本当に同じか?
そして、こう言ったことを、

  お前ら年寄りは、自分から言い出さないのか?
  
自分達はいいからお前達が先に行け、と。
年寄りは置いていけ、食料は子供達に優先して回せ、遺体なぞ最後でいいから被曝するな、と。

  誰も言わないのか?


この国には、「適切な判断」をできる人間がどんどんいなくなってきているようだ。
それは、特に高齢者や、社会で責任を担っている世代の人間に多いように見える。
若さ故の暴走や、未熟さからのミスではない。
責任者の判断に、ミスや歪みそして故意が極めて多く見られる。

自ら損失を被ろうとも、人から冷たいと罵られようとも、まったく理解されなくとも、
時に冷酷で厳しい判断をしなければならない時がある。

その時を見失ったり、その判断から逃れようとした時。
責任から常に逃げていたせいで、その判断能力を失っていた時。

そこには死よりも厳しい結末が待ち受けている。

社会は、権利だけ主張し、義務を果たさない者をゆるさない。
メリットだけ享受し、自らを律しない傲慢をゆるさない。
思考を停止し、責任から逃れようとする愚か者をゆるさない。

今、社会の中核となっている「世代」は、それに耐えうるだろうか?


自分は、その矜持に耐えうる年寄りになりたい。
関連記事
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

 管理者へのみ送る場合はcheck | 非公開コメント:投稿可能です。

プロフィール

あしや

Author:あしや
【経営コンサルタント】
R&D,IT,ストラテジー等が専門。

最新記事

右サイドメニュー

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。