ここ数週間以内に、大きめの地震や、火山の噴火の可能性が高いかもしれない。私自身が特別に新しい情報を持っているわけではないが、個人的に以前から地震予知に関する情報を注視してきた経緯がある。
中にはオカルト的なものもあるが、2003年以後は特にFM電波を使った地震予知方法が広がりをみせている。
それらさまざまな情報が、昨年末から
ほとんど出揃ってきているのである。
FM電波観測(複数の異なる方式で)、地殻の移動、歪み観測データ、マグマ蓄積データ、宏観情報(鯨の迷走、井戸の温度上昇、水位変化、動植物情報、他)、等々。
東海地震を示唆するものが多いが、日向灘~南海~東南海~東海まで、どこに来るかはわからない。
噴火では、桜島が数十年来の活発な活動で、年内に大規模な噴火がないとおかしいような状況である。
また、一年前に噴火した新燃岳もマグマが蓄積されてきており、より大規模な噴火の可能性が高い、という火山専門家の見解も出たばかりである。
そして富士山。
年末には、異例なほど山腹に雪が皆無で、周辺地域の井戸水温の上昇や水位の変化も報告されており、噴火の可能性がある。
昨年の新燃岳の噴火、東日本大地震以来、日本全体が暖まっており、そのせいで大雪になっているという分析もある。
大地震や噴火が起こりそうな時、まず何を考えなければならないか?
もちろん、地震そのものの揺れに対する対策は当然であるが、地震国日本では今さら特に対策を急がなければならない個人は多くないであろう。
やはり、注意すべきは原発である。停止中とは言え、浜岡原発のプールには、中部~東海~関東を壊滅させるだけの核燃料棒が、未だ高温のまま溜まったままである。
福島第一の四号機と同じようにプールが崩壊すると、冷却ができなくなりまたメルトダウン、核爆発の可能性が極めて高い。(政府やマスコミの言う「冷温停止」に騙されてはいけない。強力な水冷が不要になるまで冷えるのは数十年後である。それまでは、冷却しないと核爆発の可能性がある。)
もちろん、未だバラック状態の福島第一原発は、全てが危険である。
東海地震の余波ですら、完全に崩壊する可能性は高い。
四号機のプールが完全に崩壊した場合は、関東~東北~北海道が、本当に即死に近い状態になると、海外や専門家の間ではすでに報告されているとおりである。
南海地震では、
愛媛の伊方原発。
日向灘の地震、噴火等では、
鹿児島の川内原発。
そして、
実は川崎にも原子炉がある。
鶴見線の先、東京湾の埋め立て地にある東芝の原子炉だ。
正確には「臨界実験装置」という名称に今は変わっているが、元々原子炉であり、実態は今もあまり変わらない。
他にも、
大阪の泉南郡熊取町には京大の実験炉があるし、
伊丹にも近畿大の原子炉がある。
神奈川にも、(株)ニュークリアの燃料ウラン加工工場がある。
また、
東京新宿のど真ん中にある感染研には、P3,P4施設があり、地震で倒壊した際には、保管してある実験用の致死性ウィルスなどが飛散する可能性が指摘されている。
このように、地震そのものの被害もさることながら、
地震による危険施設の破壊等による二次災害の方が、被害規模は大きくなる可能性が高い。
その場合、我々はどうすべきか?
フクシマの例でわかるように、
一にも二にも、逃げるしかない。マスコミや政府の大本営発表が信用できない事は、もうよくわかったはずだ。
マスコミ情報はかなりのマージンをかけた上で取捨選択し、
できることならばネット等を使って、各個人が独自に情報を収集し、自分で判断するしかない。
それができなければ、フクシマのように被曝や感染のモルモットとして残りの人生を歩む事になるだろう。
幸いにして、二次被害に対しては、事が起こった後でも避難に時間的余裕がある。
一瞬の判断、行動で生死がわかれる地震そのものでは、準備がムダになる場合も多い。
(東日本大震災で非常用持ち出し袋を本当に持ち出せた人は、果たして何人いただろうか?)
しかし二次災害では、今行う準備が活用できる可能性はかなり高い。
準備する事で、二次被害を最小限に食い止める事は可能なのである。
企業であれば、BCPプランの見直しや準備の一層の推進等。
個人であれば、中~長期の移住に対する準備や対策、例えば遠隔地の親戚とコンタクトを多くとっておく等もあるだろう。
資産の流動化や集約、避難ルートの確認、移動手段の確保や整備、家族への事前周知など。
今からでもできることはいろいろある。
地震予知に関しては、まだ確立されたものではないので、あくまでも念のための知識として受け取っていただければと思う。
二次災害対策については、地震対策とは別にさらに重要である、ということに改めて注目したい。
やはり、備えあれば憂い無し、である。

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