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さくらアイコン1 ■お金のしくみ(2)

■お金のしくみ(2)
  銀行に預けたお金はどうなる?

もう一つ書いておくべきことがある。それは、

   銀行へ預けたお金はどうなるか?

ということである。
実は、このことをよく理解している人は少ないのではないかと思う。
具体的に書こう。

100万円を銀行に預けたとする。

すると銀行は、ある一定の割合を現金として銀行内の金庫に保管し、残りは企業などへ貸し出す。
(銀行は、預金の一定割合の現金を手元に置いておくことが義務づけられている。(法定準備率)
 残りは銀行が運用に使用して良い。)
法定準備率を仮に10%とすれば、10万円を保管し、90万円を企業へ貸し出す。

次に、この90万円はどうなるか?
借りた企業は、この90万円で原材料の購入や給料の支払いなどで消費する。
消費された90万円は当然、もらった人が居るわけで、その人の収入となる。
収入は、さらに消費に回されるかもしれないが、預金にもされる。

ここで例えば、銀行が貸し出した90万円が再び同じ銀行に全額預けられたとしよう。
貸し出した90万円は一回市場で“使用”されて、銀行に戻ってきたのだ。
この90万円を銀行は、再び10%(8万円)残して、残りの81万円を企業などへ貸し出す。

以下、この作業が延々と繰り返される。
これが、「銀行に預けたお金の行方」である。
銀行を一つの通過点、ゲートとして、お金がグルグル「回転」しているのである。

ここで重要なのは、

   最初の100万円が、何回も市場で“使用”されて「金額が」(経済の規模が)大きくなる

ということだ。
これを信用創造という。
つまり日銀がお札を市場にばらまくと、ばらまいた元金以上の経済が市場に発生するのである。
そう。
まさに、

    『お金は“無”から生まれる』

である。

  100万円のお札を市場にばらまいたとき、何倍になるか?

これを「信用乗数」という。(貨幣乗数、通貨乗数とも言う。)
下記に、日本とアメリカの信用乗数(貨幣乗数)の推移(1985~2010)をグラフで示す。

バブルの頃は、100万円のお金を市場にばらまくと、12~3倍の経済が発生していた。
しかし現在では、100万円のお金を市場にばらまくと、約8倍の800万円の経済が発生することになる。

(つづく)

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